うちの売りは、よそより安いことです
当社の売りはなんですか?
という質問で、よく返ってくる答えです。
裏を返すと、うちのお客さんは、よそが安いならよそに行ってしまうということですよね。
安売りが忌避されるのは、価格競争になると、際限がなくなるからです。
では、価格が安いことは強みにならないのでしょうか。
価格が安いことは強みになる
他の専門家からブーイングを受けそうですが、少なくとも、今の顧客は価格が安いから買いに来てくれているわけです。
ですから、価格が安いことには魅力があると言えます。
ですが、価格競争の果てには、ぺんぺん草も残らないのは事実です。
なぜ顧客は当社がよそより安いことを知っているのか?
当社の強みを訴求する仕組みがある。
よそと比較できる仕組みがある。
多くは、チラシでしょうが、少なくとも顧客にリーチする手段はありそうです。
それなら、その手段を使って価格以外の強みもきちんと訴求しましょう。
顧客が欲しい情報は何かを考える
得意先に聞いてみたりするのが早いと思います。
それこそ、競合と比べて、比較可能な価格以外の強みを作ればいいだけですよね。
低価格だけが強みっていうのがダメなだけですよ。