価格の基準とは
そもそも、モノの価格って何を基準にしているのでしょうか。
大きく分けると、こんなところでしょう。
- 原価に利益を載せて価格を決める
- 競合との兼ね合いで決める
- 標準的な価格を基準に決める
人には使いたいお金がある
価格を決めるのは、事業者ですから事業者目線なのは当然です。
でも、顧客目線の価格ということも覚えておいて下さい。
例えば、次のような場合は、いくらぐらいを想像しますか。
- 普段のランチ
- ひとりでゆっくり食べたい外食
- 仲のよい友だちと飲みに行く
一皿50円の回転寿司があったら行きたいでしょうか。
1着300円のワイシャツがあったら買いたいでしょうか。
消費者は、品質を評価する場合に価格を参考にします。
ですので、想定より高くても安くても購買意欲が減ってしまうようです。
価格とは品質に対する期待値
そう考えると、価格と品質は同時に表示することは、意義がありますね。
あと、顧客ごとに求める品質が異なるので、同じ商品でもグレードを分けるのも良いでしょう。
このくらいお金を払いたい顧客のための商品という考え方も、覚えておいて下さい。