買う理由をつくりましょう
という話しです。
どんな商売でもそうですが、
当社で買う理由はなにか
が重要なわけです。
花を贈りたい男性のための花屋さん
オフィス街にある小さな花屋さんにくる男性客のほとんどが、誰かに花を送るために買いに来ることに気づきました。
もうひとつ気づいたのは、花を買う男性は、割と注文が細かいことです。
そこで花屋さんは、「花を贈りたいお父さんのコーナー」を作り、
「奥さんと食事をしながら一緒に愛でたい花」
「受験勉強中の娘さんをリラックスさせる香り花」
といったセットを作りました。
花のことがよく分からなくても、花を贈って見栄をはりたいお父さんが買っていくようになりました。
何を売るかではなく、誰に売るか
情報が簡単に手に入るようになったので、モノそのものへの価値から、モノを使ってどうしたいかという価値にシフトしています。
当社で売っている商品にどんな価値があるのか。 まずは、買ってくれるお客さんに、聞いてみましょう。