美味しいだけじゃダメだよね
ってはなしです。
2017年末に、「鍋つゆ」の市場調査でこんなデータを得ました。
1位の「ミツカン 〆まで美味しいごま豆乳鍋つゆ」をはじめ、10位以内に「〆まで美味しい鍋つゆシリーズ」が5商品ランクインするほど人気を博している。
鍋そのものの美味しさよりも、「鍋の後のたっぷりと出汁を含んだ残り汁で〆を楽しむ」という体験を助長する商品コンセプトが受けているのでしょう。
http://www.mizkan.co.jp/nabe/product/shimemade/
そもそも、美味しいは売りになるのか
「美味しい」は事後の評価です。
だから「食べてみたいな」と思わせるには、あまり効果がないといえます。
近年の、インスタブームを見てみると、見栄えのインパクトの方が遥かに誘引力があることがわかりますよね。
実際、ラーメン屋さんでも、〆のひと工夫があるところが、ウケが良いようですよ。