オーダー担当スタッフにお気に入りのメニューを持ってもらいましょう
自分のお気に入りは、人に勧めたくなるものです。
スタッフにもそれをやってもらいましょう、という話しです。
私は、仕事柄よく飲みに行くのですが、飲み屋さんで必ず聞くことがあります。
コレ食っとけっていうのはどれですか
ほぼほぼ「本日のオススメ」か「当店の一押し」を勧められます。
でもそれだけじゃ、注文を増やすことはできません。
接客教育の前に、料理を体験させる
つまり、スタッフに食べさせるってことです。
スタッフの入れ替わりの激しいことも、売上や利益をできるだけ上げたいことも、分かります。
でも、どんなものなのか知らなければ、勧めようがないですからね。
スタッフに食べさせる分なんて、広告宣伝費だと思えば安いものです。
注文する理由が欲しい
大抵のものは食べたことがあるし、お酒を飲むなら頼むものは大体決まっていたりします。
だから、あと一品は、注文する理由さえあればいいんですよ。
ある居酒屋の出来事です。
「あなたの好きなの、何かないかな」
「私なら、コレですね!納豆スパ!」
納豆スパを居酒屋で注文したことはありませんでしたが、実際食べてみて美味しかったですよ。
何より「納豆スパ!」と言い切ったときにあんな笑顔をされたら、注文しないわけにはいきません。
コレも従業員満足といえば、そうなんだよね。